下関市の最南端に建つ明治築造の灯台です。
旧金ノ弦岬灯台はそもそも、明治4(1871)年、関門海峡の岩礁の上に初めて設置された礁標(しょうひょう)でした。
当初は高さが20フィート(約6メートル)、基礎の直径は8フィート(約2.5メートル)で黒と白に塗り分けられていたそうです。
頂部には直径3フィート(約90センチ)の球が据えられ、航海の道しるべとして機能していました。
設計は部埼灯台や六連島灯台と同じ、リチャード・ヘンリー・ブラントンが担当しました。
所在地 | 〒750-0085 山口県下関市彦島田の首町2丁目25 |