「まちづくり協議会」は、住民自治によるまちづくりを推進するために、地区の市民や市民活動団体などがネットワークを組み、自主的・主体的に設立する任意団体です。

「住民自治によるまちづくり」とは、市民や市民活動団体などの話し合いに基づき、概ね中学校区(彦島は全区域)の範囲で、市が主催した各地区における「まちづくり集会」への参加者を基本にして、「まちづくり協議会」を設立し、地域における共通の課題の解決や地域活性化を目的とする活動です。

「住民自治によるまちづくり」が必要な理由は、厳しい市の財政状況の中、少子高齢化や人口減少などの社会情勢の変化に対応し、魅力ある「元気な下関」を実現するには、行政頼りではなく、市民や市民活動団体など多様な主体が参加し、課題を発見、解決することや、地域と行政が連携し地域力を発揮する仕組みが必要となっています。

彦島地区まちづくり協議会より

彦島地区まちづくり協議会会長

酒井 能具

彦島の皆様、今日は。この度、「彦島地区まちづくり協議会」の会長を仰せつかりました酒井能具です。彦島第四自治連合会会長も兼務しており、自治会と「まちづくり協議会」が相互に補完し合う活動を目指したいと思います。
 さて、当協議会は平成28年に設立し、高橋勉前会長の下、これまでの六連島など名所探索、彦まちカフェ、各種スポーツ大会、あいさつ運動や六連島地区活動など彦島全体を対象とした活動を通じて、まちづくり活動が定着してきたかと思います。
当協議会を始めた背景には、市全体の人口減少、少子高齢化などの社会現象があります。このため市の税収も職員も減り、生活環境、健康・福祉、教育などについても行政のサービスは低下していかざるを得ない状況となっています。
行政サービスの低下を補うため、自治会の負担がより重くなると大変です。行政に頼るだけでなく、自分たちでできる範囲で町を良くしようという活動ができればこれに越したことはありませんが、各町自治会単位では、負担が大きすぎます。
しかし、彦島全体より有為の人材が集まれば取り組むことができると考えます。
このような思いで、まちづくり協議会を運営しますので、皆さま、ぜひ、活動に参加願います。活動に興味を持たれた方は、事務局にいつでもご相談願います。
今年度は、新型コロナウイルスの感染防止のため、諸活動を中止していますが、コロナ状況が落ち着きましたら活動を再開したいと思います。皆で彦島を盛り上げる活動にぜひ参加頂き、ご指導、ご支援願います。