2020年10月 六連島灯台と角島灯台重文指定へ前進! 

山口県下関市の響灘諸島に属する島です。

下関市の西約4キロメートルに位置し、彦島の北西約5キロメートルに浮かぶ溶岩台地の島です。

面積0.69平方キロメートル、周囲3.9キロメートル、最高地点の標高104メートル。

日本書紀の仲哀紀に「没利島」として登場し、能因歌枕には「牟都留能志麻」と表記されている歴史のある島です。

島内には、日本最古級の洋式灯台や雲母玄武岩などの名所旧跡が多く残されています。

1872年1月(明治4年11月)にイギリスの技術を導入した高さ約11メートルの洋式石造の六連島灯台が建設され、保存灯台でもあり下関市指定文化財になっています。

7月(明治5年6月)に西国行幸中の明治天皇が視察しています。

六連島は瓶詰めウニの発祥の地として知られる。また海藻類の採取も盛んに行われており、島内には釣りの好スポットも多くあります。

農業、特に草花のハウス栽培が盛んであり、花卉(かき)運搬船で下関市や北九州市の市場に出荷されています。

2020年10月には、現役の灯台としては初めて、国の重要文化財に指定されることになりました。

所在地〒750-0095 山口県下関市六連島